結局そのパンストは伝線してしまっていた。
キャンディは、(もう!気分を変える)と思い、
パンティを今度はしっかり履いて、(どうせなら!)
黒の網タイツを履いた。
キャンディはレストランで席につき、オーダーを済ませ、
食事が運ばれてくるのを待っていた。
キャンディが何か視線を感じて横を見ると、
青いアロハをきたとても爽やかな白人男性がこっちを見て、
微笑んでいた・・・・?
キャンディ『トム!』
トム『やあ!キャンディ!』
キャンディ(なんて爽やかな笑顔・・)
キャンディ『どうしたの!休憩時間なの?』
キャンディがそう聞くと、
彼は笑いながら『旅行中だよ!』と答えた。
『え?』キャンディは頭をフル回転して、記憶をたどった。
トム『ぼくは一度も船員と言ってないよ・・!』
『キャンデイが勝手に部屋を聞いてきて、案内しただけだよ』
トムは楽しそうに笑っていた。
キャンディは勝手に船員だと思い込んでいた事に気付いた。
キャンディ『オー!アイム・ソーリー・トム!』
どこまでもアメリカかぶれのキャンディだった・・・。
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